英国ハルステッドに住むリリー・モーノさん(24歳)は娘の出産から3カ月後の検診で医者から忠告された。
「このままではあなたは娘さんの成長した姿を見ることはできませんよ」
その当時リリーさんの体重は267ポンド(およそ120キロ)だった。
体重だけではなく、リリーさんは糖尿病や心筋梗塞のリスクなど様々な健康上の問題を抱えていたからだ。
リリーさんは「医者から言われた言葉で目が覚めました。私は変わらなければいけないんだとわかったのです」と述べている。
「自分が肥満であることはわかっていました。食生活も悪くて、ジャンクフードばかり食べていたのです」
実際リリーさんはほとんど全ての食事をファストフードで済ませており、毎月1,000ドルも使っていたという。
医者に言われてリリーさんが最初にしたことは料理の本を買うことだった。
ファストフードを食べることをやめ、自分で料理を始めたところ食費が大幅に減っていったという。
「食費が減って住宅ローンに回す余裕ができました。でも体重が減ったので新しい洋服を買うのが楽しくて、そちらにもお金を使ってしまいました」
ダイエットを始めて1年でリリーさんは45キロの減量に成功し、その体重を今でも維持できるようになったという。
「今では娘と外で遊んで楽しんでいます。以前は動くことも嫌だったのに。もし娘がいなかったらダイエットをやり抜くことはできなかったかもしれません」
写真 : Shutterstock
(日刊サン 2021.11.16)
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