昨年新型コロナウィルス感染拡大抑制のために中止となったホノルル市庁舎でのホノルル・シティ・ライトが今年は開催されることが決まっており、ホノルル市庁舎ではその準備が着々と行われているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
11月15日(月曜日)には、55フィート(およそ16メートル)の高さのクリスマスツリーがカイルアにある住宅から伐採されて市庁舎の庭に設置された。
もうすぐシャカ・サンタとトゥトゥ・メレなどの飾り付けも始まることになっているという。
市庁舎ではツリーの見学が例年通り行われるが、参加者はワクチン接種証明書か陰性結果証明が必要となる。
市庁舎周辺のライトアップされるエリアはワクチン接種の有無にかかわらず一般に公開されることになっている。
点灯式は12月4日(土曜日)午後6時30分から行われる予定で、市長をはじめとする一部の招待客だけが参加するが、点灯式の様子はストリームで生配信されることになっている。
昨年は全面中止になったイベントだが、今年は一部復活となる。
ライトアップは再開されるものの、子供たちの乗り物、サンタとの写真撮影会、ホリデー・コンサート、リース・コンテストや初日のパレードなどは行われない。
リック・ブランジャルディ市長は「今年はお祝いができると思っています。現時点では、一般市民の安全を守りながら、どれだけの規模で祝えるかどうか検討しています」と述べている。
イベントにおけるルールについて、市当局はハワイ州衛生局と共に協議を重ねている。
市長のスタッフは「一般的に人々がこのホリデーに集まって祝うことに問題はないと思っています。私たちも様々なことの再開を始めたいと思っていますが、安全に進めなければいけません」と述べている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.16)
シェアする