大型店舗でコロナ対策強化
新型コロナウィルス感染が拡大して、ファーマーズマーケットも閉鎖されてから8カ月経ったが、カピオラニ・コミュニティ・カレッジで行なわれていた人気のファーマーズマーケットが11月14日にようやく再開したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
3月に閉鎖されて以来、実に8カ月ぶりの再開にベンダーと顧客が喜んでいるという。
再開初日となった14日には、およそ60のベンダーがブースを設置し、数百人の人々が買い物を楽しんだ。
社会的距離を保つこととマスク着用を求められているために以前のファーマーズマーケットとは様子が違っており、たくさんいた観光客もほとんど見られない。
買ってその場で食べることも禁止されているため、多くの人々は商品を買って、近くの芝生の上で食べることとなった。
多くのファーマーズマーケットは新型コロナウィルス感染が拡大していたときでも必須ビジネスとして営業を許可されていたものの、カピオラニ・コミュニティ・カレッジでのファーマーズマーケットは多くの人々が集まることから再開に慎重だった。
マーケットの主催者であるブライアン・ミヤモト氏によると、土曜日には1時間あたりおよそ500人が訪れたというが、それでも以前と比べると非常に少なく、
思ったほどの人手がなかったと残念がるベンダーもいた。
新型コロナでホテルやレストランでの需要が大きく減ったために、ハワイの生産者も大きな打撃を受けている。
ファーマーズマーケットの詳細についてはこちらから。
(日刊サン 2020.11.16)
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