11月13日(土曜日)、カイザー・パーマネンテはアメリカ全土の医療従事者組合であるアライアンス・オブ・ヘルス・ケア・ユニオンと今後4年間の全国的な合意に至ったため、ハワイ医療従事者組合では11月22日から予定していたストライキを中止することにしたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
カイザー・パーマネンテの医療従事者およそ2,000人によるストライキがもし実施されていたら、ハワイ州にある20箇所のカイザー医療施設で大きな影響が出ると懸念されていた。
カイザー側の声明によると給与と福利厚生面で、組合側と一時的合意に達したという。
ハワイの組合ユナイト・ヒア・ローカル5は、今回の合意は2025年までの賃上げ、医療厚生費の維持、新安全基準と適正な人員配置を含むものだと述べている。
「今回の勝利は、ハワイのカイザー・パーマネンテ従業員が戦いに参加しようと何年もの間組織してきた努力の結果です。給与が維持され、適正な人員が配置され、医療従事者の将来が犠牲にならないよう合意できたことを嬉しく思います」とファイナンシャル・サービス部のマイレ・ハマダ氏が述べている。
写真: VDB Photos / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.15)
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