ホノルルの国立気象局は、強風と低湿度により火災の危険性が高まるとして、風下全域にレッドフラグ(赤旗)警報を発令したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
レッドフラグ警報は、14日(火)の午前10時から午後6時まで発令される。予報では、東の風が時速20マイルから30マイル(時速約32キロから48キロ)、突風は時速50マイル(時速約80キロ)となっている。
レッドフラグ警報は、いつどこで新たな火災が発生するかを予測するものではないが、強風と低湿度は、干ばつによる乾燥した草木の状況と相まって、極度な火災につながる一因となり、ひとたび火災が発生すれば急速に広がることを意味する。
また、マウイ郡とハワイ郡の一部では、引き続き暴風注意報が発令されている。当局は、屋外での調理や、溶接、研磨など、直火を使用するすべての屋外活動を延期するよう呼びかけている。
気象局とハワイ・ニュース・ナウのファースト・アラート気象チームによると、レッドフラグ警報が出ているため、屋外で火を使う行為は避けるべきだとしている。火花が発生する可能性のある活動は、風が収まるまで延期することが推奨されている。
山火事から生命と財産を守るためにできる行動については、山火事管理機構のウェブサイトにまとめられている。https://www.hawaiiwildfire.org/home
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