ハワイで最初で唯一のニジマス養殖場が、今年末で操業を終えるとハワイ・ニュース・ナウが報じている。閉業するのは、マウイ島アップカントリーの「クラヘブン・ファーム」。
同ファームの創業は今から4年前。養殖ニジマスは、パイアのママズ・フィッシュ・ハウスなどに卸されていた。
2021年には20万匹以上が生産されたが、その後、パンデミックによる経済的な打撃を受けた。また、8 月には大規模な停電が発生し、操業が一時停止した。
同ファームには現在、約 3,000 匹のニジマスが残っており、収穫は年末まで続けられる予定。
閉業後、同ファームは他の場所での事業の再開を検討しており、ハワイ州全域にパートナー経営による小規模の養殖場・農場を獲得する計画を進めている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.14)