オンライン語学個人指導会社の「Preply」は、夏に995人のアメリカ人を対象に、音楽や文化的な出来事にインスパイアされたものを含む、人気のあるポジティブ・フレーズについての意見を調査し、興味深い結果がわかったとNEXSTARが伝えている。
この調査によると、4人に1人が日常会話でポジティブなフレーズを使っており、79%がそのようなフレーズを言うことで気分が良くなると考えていることがわかった。さらに、6人に1人が、困難な時に自分自身や他人を励ますために楽観的な言葉を使う可能性が「非常に高い」と回答した。
全体的に、最も楽観的なフレーズは、「the best is yet to come(最高はこれからだ)」であることがわかった。また、新しい音楽からのポジティブなフレーズのトップはケリー・クラークソンの歌詞にある「What doesn’t kill you makes you stronger(死なない程度の苦労はあなたを強くする)」で、ライオンキングのサウンドトラックの「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)※」がそれに続いた。(※訳注:スワヒリ語で「だいじょうぶ」、「気楽にいこう」といった意味)
一方、おそらくTシャツやインテリアなどで数え切れないほど目にしたことがあるお決まりのフレーズは、不愉快だと判断された。調査対象者の約41%が、「Live, laugh, love(生きる、笑う、愛する)」がなくなることを望んでいることがわかった。
アメリカ人が「取り消し」たいと望んでいるポジティブ・フレーズのトップ10は下記のとおり。
Live, laugh, love(生きる、笑う、愛する)
It is what it is(しょうがない)
Happiness is a choice(幸せは選びとるもの)
Good vibes only(良い波動のみ)
Carpe diem(カーペ・ディエム:今を生きる)
Find your bliss(至福を見つけよ)
Count your blessings(良いことを数えよう)
Choose joy(喜びを選ぼう)
Look for the silver lining(希望の兆しを探して)
The best is yet to come(最高はこれからだ)
Preplyはまた、参加者の回答に基づいて、最も腹立たしい口語表現トップ5を発表した。「このバービーは○○です」は、映画「バービー」マニアによって広まった置き換え可能なキャッチフレーズだ。トップ5は以下のとおり。
YOLO(you only live once)(人生は一度きり)
That slaps(それは平手打ちだね)
This Barbie is〇〇(このバービーは〇〇です)
Sheeeeesh(シィー)
Beverage goblin(飲み物ゴブリン)
That slapsは、何かが特別に優れているときに使われる表現だ。Sheeeeehは驚き、興奮、あるいは落胆の表現。Beverage goblinとは、常に3つの飲み物を必要とする人を指す。1つは水分補給、1つはエネルギー補給(通常はカフェイン入り)、そして1つは楽しみのためのドリンクだという。
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