元恋人に向けて拳銃を発射した事件で逮捕されて2018年に無罪となった30歳男性が、今度は現在の恋人を金属パイプで殴り監禁したという暴行罪と誘拐罪で逮捕されたとホノルル ・スター・アドバタイザーが伝えている。
ダスティン・フェレンティーノ・レイモンド容疑者は第2級傷害罪と誘拐罪の容疑でホノルル地方裁判所で来週月曜日に行われる予審に出廷する予定になっている。
10日に25,000ドルの保釈金を支払ったために現在は保釈中だという。
事件は先週土曜日、パンチボウル地区のマジェラン・アベニューにあるレイモンド容疑者のアパートメントで起こった。
警察の記録によると、レイモンド容疑者が恋人(28歳)の頭部と左手を太さ2インチ(およそ5センチ)の金属パイプで殴り、背中を蹴り、顔面を殴ったという。
また、恋人の携帯電話も金属パイプで破壊し、彼女の意思に反して監禁したとしている。
翌日朝、レイモンド容疑者が寝ている間に女性はアパートメントから逃走して通りすがりの人に携帯電話を使わせてくれるよう頼み、クイーンズ・メディカル・センターで治療を受けている。
通報を受けて現地に駆けつけた警察によりレイモンド容疑者は逮捕された。
レイモンド容疑者は2017年5月に元恋人が運転している車に向かって拳銃を4発発射した事件を起こして逮捕されたが、2018年に陪審員裁判で無罪となっていた。
また、レイモンド容疑者には脅迫罪で2回重罪刑を受けている。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.11.12)
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