米郵政公社（USPS）は、パンデミック余波による世界的な輸送遅延がある中、ホリデーシーズンの配送ラッシュに備えているとハワイニュースナウが報じている。

ハワイ宛ての全ての郵便物はホノルル空港近くの輸送施設を介して届けられるが、昨年は輸送需要が例年の約２倍と圧倒的に高かったことから、全ての施設が連日フル稼働していた。しかしUSPSは、今年は昨年よりさらに忙しくなると予想している。

USPSスポークスパーソンのデューク・ゴンザレス氏は「今は『嵐の前の静けさ』を感じている。昨年のパンデミック以来、輸送需要は例年より高いままになっている。昨年の郵便局は毎日がスーパーボウルのような騒ぎだった」と話した。また、米郵政長官は、昨年のホリデーシーズン中に配送が遅延したことを詫びた上で「今年は準備ができている」と述べた。

USPSホリデーシーズン担当スポークスパーソンのゲイル・イバラ氏によると、ハワイから本土へクリスマスに間に合うようギフトを送りたい場合、発送の締め切りは12月17日になるという。しかし、世界的な輸送の遅延やオンラインショッピングの需要の高さから、イバラ氏は「早めに買い物をして、早めに発送することを強くお勧めします」と話している。