9月12日(日曜日)夜、自宅の寝室で寝ているところを養父母により確認されてから行方不明となっているイザベラ・カルアちゃん(6歳)の捜索のために今まで多くの人々が参加してきたが、11月10日夕方には多くの人々がイザベラちゃんの住んでいた家の前に集まりイザベラちゃんの冥福を祈りロウソクに火を灯した。
その数メートル先では警察によって遺体の捜索が行われていたとKHONが伝えている。
11月10日(水曜日)朝、ワイマナロのプハ・ストリートにあるイザベラちゃんの養父母宅にホノルル警察がFBIとともに家宅捜索を行った。
養母のレフア・カルア(43歳)は第2級殺人容疑で自宅で逮捕され、養父のアイザック・カルア(52歳)は同じく第2級殺人容疑で仕事先で逮捕され、保釈金の設定なしで現在拘留されている。
近隣の目撃者によると、10日午前7時半ごろホノルル警察はFBIとともにカルア夫婦の自宅にフル装備で到着して警察犬とともに家内の捜索を開始し、ベッドや箱、掃除機を証拠品として押収したという。
その後に行われたホノルル警察の会見では、イザベラちゃんは養父母が行方不明と届け出た9月より1カ月前の8月中に殺害されたと見られており、遺体はまだ発見されていないが、養父母が関与しているとしている。
証拠などについてはまだ公開されておらず、現時点では他に容疑者はいないという。
ベン・モズコビッツ警視は「殺人と見て捜査を行った結果、我々はイザベラちゃんが8月中旬に養父母であるレフアとアイザック・カルアに殺害されたと信じています。10日と11日に遺体の捜索を行う予定です。もし遺体が見つからない場合には、8月から(行方不明の届けが出された)9月の間にアリエルちゃんを目撃した人を探すことになります」と述べている。
イザベラちゃんの生みの親及び親族は、ロウソクを手に集まってくれた人々とともにイザベラちゃんの死を悼むとともに、捜索に協力してくれた多くの人々に感謝の言葉を述べた。
「捜索の初日から多くの人々からご支援をいただきました。感謝の言葉もありません。(養父母の逮捕という)今日の出来事は始まりです。本当に何が起きたのか解明を待っています」
先週11月6日はイザベラちゃんの7歳の誕生日だった。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.11)
シェアする