イングリッシュ・ブレックファストといえば、ベーコンに目玉焼き、ソーセージにビーンズ、トマトやマッシュルームをソテーしたものがついているのが定番だ。

これにトーストと紅茶で完璧な英国式朝食となる。

ところが、英国では新型コロナウィルス感染が再び拡大したことを受けてロックダウンが始まってデンマークからの旅行が禁止されたせいで豚肉加工製品が品薄になっているとフォックスニュースが伝えている。

英国はベーコンなどの豚肉加工製品のおよそ4分の1をデンマークからの輸入に頼っているが、主にフェリーによる海洋輸送だ。

ところがデンマークを含むスカンジナビア諸国からの入国を英国政府が禁止したために、トラック運転手が入国できない状況になってしまった。

そして今回のロックダウンでデンマークからの船や飛行機までも禁止されたのだ。

ベーコンがなくなったら、次は植物から作られた代替肉しかないのか？

今月の初めロンドンでは、野菜しか食べない人々のために「肉を取り扱わない肉屋」が初めて登場したという。

大豆由来のベーコンやパストラミなど様々な製品を提供している。