【世界のこぼれ話】母娘が築98年のガソリンスタンドを民泊に改築 ミネソタ州
ミネソタ州ピーターソンにある古いモービルのガソリンスタンドが、民泊大手の「Airbnb」の人気物件になっているとWCCCが伝えている。
「モービル・イン」という名のこの民泊施設は、1925年に建てられたガソリンスタンドを改築したもので、ガソリンスタンド自体は何十年も前に閉鎖されているが、外観は今でもガソリンスタンドに見えるというユニークな物件だ。
オーナーのミッシー・メイヤー氏によると、彼女の両親が1998年に週末の別荘としてこの土地を購入し、父親が店舗部分を住居に作り替えたという。その後、同氏と彼女の娘であるサラ・メンシング氏がオーナーとなり、本格的に民泊用に改築した。
室内にはバスルーム、ベッドルーム、リビングルーム、キッチンがあるが、油染みの残るハードウッドフロアや、暖房器具、照明器具など、もとの店舗で使われていたものが数多く残されている。また、玄関の近くには、初代オーナーであるジョージ・ボイム氏の写真が飾られており、そこかしこにガソリンスタンドの思い出が散りばめられている。メンシング氏は、「たまに近所の人たちがやってきて、ガソリンスタンドでキャンディを買ったときの思い出話をしてくれる」と語る。
今年初め、母娘はモービル・インをAirbnbで旅行者向けに公開した。するとたちまち好評を博したという。現在、この物件では、一年中予約を受け付けている。
モービル・インの詳細はこちら。
https://www.airbnb.com/rooms/922469226800082294?source_impression_id=p3_1699606832_Y6YXaHW3joysGjlv
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