中間選挙のハワイ州知事選で、ジョシュ・グリーン氏が当確になったとKHON2が報じている。
8日午後10時時点で開票率は87%。グリーン氏の得票率は65%だった。これに伴い、副知事にシルビア・ルーク氏が就任することになる。
グリーン氏の対立候補、デューク・アイオナ氏の得票率は、同じ日時で約35%だった。アイオナ氏は午後9時過ぎに敗北宣言を行い、選挙陣営のスタッフや支援者に感謝の意を表した。
グリーン氏のウェブサイトによると、公約には低所得者向け住宅(Affordable Houses)の増設、物価高騰やホームレス問題の対策強化が挙げられている。
グリーン氏はKHON2の過去のインタビューで、既に増設が進められている低所得者向け住宅の建設に力を入れながら、ハワイ州にいる約1万人のホームレスを救済し、路上から排除することが政策の焦点になると述べた。
グリーン氏は勝利宣言の挨拶で、デービッド・イゲ州知事とアイオナ氏に感謝の意を表し、次のように述べた。
「今夜新しい時代が始まった。私たちは住民にとって重要な問題に耳を傾け、気遣い、対策に取り組むため、より多くのことを始めなければならない。私たちは住民の人生に違いをもたらす行動を起こさなければならない。今夜、その希望が見えた。希望とは、私たちの州における楽観的なビジョンだ。ビジョンとは、解決が困難で関与することさえ不可能に思える問題に取り組むことだ」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.9)