ジョージア州である女性がFBIのエージェントを名乗り、タダで食べ物を要求して逮捕されたとフォックスニュースが伝えている。

ファストフードチェーンのチックフィレに現れたキンバリー・ジョージ・ラグスデイルは、店舗の従業員に対して「私はFBIのエージェントよ。タダで食事を出さなかったら逮捕するわ」と伝えたが、その従業員はその女性の話を信用しないで警察に通報したために、逮捕されたという。

警察が到着した後でもその女性は自分がFBIのエージェントだと主張し続け、それではFBIエージェントだという身分証明書を提示するよう求められて、FBIエージェントの身分証明はエレクトロニクス（電子）のみだからIDは持っていないと答えたという。

それでもなおFBIエージェントとして隠しマイクをシャツに忍ばせているフリをし、逮捕されたから至急FBIから誰かを警察署に送ってくれるように依頼する報告をしていたらしい。

結局手錠をかけられて警察に連行されてしまったが、この件で警察署長は次のように述べた。

「今回の逮捕に協力してくださった方に感謝します。もし誰かが警察官だと名乗っても、正規の車両に乗っていなかったり、制服を着用していなかったり、身分証明書を提示しなかったりしたら、すぐに警察に通報してください」

結局この女性は、警察官になりすました罪で起訴されたという。