ホノルル警察(HPD)は、最近、容疑者が法執行官になりすまし、ターゲットに電話で恐喝を行う事件が増加しているとして、市民に注意を呼びかけている。
ホノルル・スター・アドバタイザーの報道によると、容疑者はホノルルの警察官や保安官だと偽り、被害者から金銭の支払いや個人情報の開示を強要しようとするという。HPD犯罪捜査課のケルビン・ハヤカワ警部補は、「被害者は、陪審員の義務を怠った罰金を払わなければならないとか、連邦政府のCOVIDローンに問題があると騙られる」と語った。
容疑者はHPDの警官の名前やバッジ番号、電話番号を使って被害者を信用させ、法執行官になりすまして詐欺を行うという。
ハヤカワ警部補は、「HPDは、法執行機関や政府機関が電話やEメールで支払いを催促することはないことを、一般市民に喚起したい」と語り、もし電話やEメール、携帯電話のテキストメッセージなどで法執行機関や政府機関を名乗る人物から支払いや情報提供を求められた場合、それは詐欺であるため、すぐに電話を切り、メッセージが残されていてもかけ直さないよう呼びかけている。
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