ミリラニ・マウカでの山火事発生から1週間以上が経過し、ホノルル消防署(HFD)は、火は約1350エーカーを焼き、現在9割がたは鎮火したと発表している。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、人里離れた険しく危険な地形の山間部でまだ燃え続けているが、夜間にかけて大きな延焼はないという。なお、消火活動は7日(火)の午前7時から再開されている。
当局は、一晩降り続いた雨のおかげで火災地域周辺が湿り、消火活動に役立つのではと期待している。日中、少なくとも60%の降水確率が予想されている。
週末には、ミリラニ・マウカの住宅地域から約4マイル(約6.4キロ)離れた場所で、航空隊が放水活動を行った。HFDによると、現在のところ一般住宅への脅威はないという。
また、地上部隊は、予防措置のための防火線作りをかなり進めたという。
米国魚類野生生物局は、約40人の専門消防士を現地に派遣している。彼らは「ホットショット」チームと呼ばれ、ミリラニ・マウカ住宅地域の近くに防火帯を作り、万が一、貿易風によって延焼が住宅に向かい始めた場合に備えている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.11.7)