中間選挙投票日を明日に控え、州選挙委員会が投票率の低迷を懸念しているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。理由の1つとして、有権者が投票用紙を提出する時間的猶予はあるものの、前日に投函するには遅すぎる郵便での投票率が低いことが挙げられている。
5日の時点で、オアフ島では有権者19万3千人以上が投票用紙を郵送し、3千人以上が投票所で直接投票した。8月に行われた予備選挙では、ホノルル市・郡で計22万8,522人が投票している。
政治アナリストのコリン・ムーア氏は次のように説明した。
「中間選挙の投票率は、予備選挙よりも約12~16パーセント高くなる傾向がある。そのため、今回の中間選挙の投票率も予備選挙より高くなると思われるが、大統領選の年ではないため、それほど後押しされることはない。直近(2018年)に行われた中間選挙の投票率とほぼ同じ50~53%になると予想している」
ハワイ州では、8月の予備選挙で33万人以上の有権者が郵送で投票を行い、直接投票した有権者は約9千人だった。
全米各州では、今回の中間選挙で4,100万人以上の有権者が期日前投票を行った。上院・下院議員と各州の知事が選出される今回の選挙は、昨年1月の議会議事堂襲撃事件以来、初の国政選挙となる。
選挙委員会では、選挙日の午後7時まで投票を受け付けている。ハワイ州全域の投票用紙投函箱及び有権者サービス・センターのリストはこちら:
https://elections.hawaii.gov/?__cf_chl_rt_tk=IfmRSlNdmIyFcVPUVxQtbawhfg.cGq8Lou8mU3z99ws-1667849079-0-gaNycGzNB30
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.7)