【ハワイニュース】屋外アクティビティ要件緩和も屋内は変更なし 飲食業界から不満の声 ハワイ州
デービッド・イゲハワイ州知事は2日、ワクチン接種証明やPCR検査陰性証明を提示しない限り、12日以降も引き続きレストラン、バー、ジムの収容人数はキャパシティを50%に制限することを発表した。ただし、ハワイ島とカウアイ島では上記の制限が適用されていない。屋外アクテイビティのマスク着用や社会的距離の要件などの制限は州内の全ての郡で廃止される。
アクティビティの制限について、知事は次のように述べた。
「屋内のレストラン、バー、社交施設では、顧客は着席し、各グループ間で6フィートの距離を保ってください。飲食している時以外はマスクを着用し、無闇に歩き回ったりすることは控えてください。12日からは屋外のレストラン、バー、社交施設については上記制限の対象ではなくなります」。
オアフ島とカウアイ島に店舗を構える「TSレストラン」の運営担当、ディラン・チン氏は先月28日、ハワイ州観光当局者らとの会合で次のように発言した。
「未だ休業中のレストランが多い中、50%のキャパシティ制限を続行するのは現実的ではありません。この夏私は、多くの旅行客が道路脇や建物の廊下で食事をしている姿を見ました。落ち着いて食事ができる場所の確保は重要です」。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.11.03)
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