米国立気象局によると、ハワイ諸島北西部の波が現在、警戒レベルの高さに達している。3日午前6時までの間に、ニイハウ島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島の北岸と西岸、マウイ島の北岸に高波警報が発令された。今後予想される波の高さは北岸で22~26フィート(6.7 ~8メートル)、西岸で15~20フィート(4.5~6メートル)。この波により、普段は海水が届かない範囲にまで海水が到達することもあるという。波が岸壁にぶつかった後に起こる砕波も発生し、航行する船舶に影響を及ぼす可能性がある。現在、北西部のビーチは非常に危険なため、海洋安全当局は、ビーチでは監視員らのアドバイスと警告に従うよう呼びかけている。高波は2日夜まで続き、4日までにかけて徐々に低くなると予想されている。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.11.02)
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