ビーチで指輪をなくしたら
日本ではダイアモンドの婚約指輪を特別な機会の時のためだけにとっておく女性がほとんどだろうが、アメリカでは婚約指輪と結婚指輪を常に身につけている女性は多い。
ビーチに行く時にさえもつけていて、何かの拍子になくしてしまう人が跡を立たないという。
オアフ島カイムキに住んでいるオー・フランツさんは元アメリカ海軍少佐だが、今では指輪探しの達人として活躍しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
現在60歳のオー・フランツさんは2012年から200個近い指輪を探し当てたという。
サンスクリーンを体に塗ろうとして指輪を外してしまってなくしたとか、ビーチで遊んでいる時に指輪が外れたとか、海の中で泳いている時になくしたという人もいる。
そんな時に活躍するのがリング・ファインダーという人だ。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーに住むクリス・ターナーさんは自称トレジャー・ハンターで、50年以上も金属探知の経験がある。
そのクリスさんが作ったオンラインのディレクトリーには世界中22カ国から約500名のリング・ファインダーが登録されており、今までにおよそ7,200個の指輪を見つけたという。
ハワイでリング・ファインダーとして登録している人々が数人いて、オー・フランツさんもその一だ。
大切な指輪をなくしてパニックになっている人々がオンラインでリング・ファインダーを見つけて連絡してくるケースがほとんどだそうだ。
指輪をなくしたと思われる場所が特定している場合に探し出せる確率は80%から90%というからすごい。
もしもあなたが指輪をビーチでなくしてしまったら、リング・ファインダーに頼むといいかも。
リング・ファインダーの連絡先はこちらから。
でも一番いいのはビーチに行く前に指輪を外してしまっておくことかもしれない。
(日刊サン 2020.11.02)
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