【世界のこぼれ話】ハロウィンのお菓子がなくなったら…. M&Mレスキュー隊が参上 アメリカ
ハロウィンのお楽しみといえば、子どもたちが思い思いの仮装をして、たくさんのお菓子を集めるトリック・オア・トリートだが、お菓子を配る人たちが最も恐れているのは、すべての子どもを笑顔にする前に、お菓子がなくなってしまうことだ。
そこで、アメリカの人気チョコレートブランドの「M&M」は、トリック・オア・トリートのお菓子がなくなってしまった人をサポートする画期的なサービスを行うとKHON2が伝えている。
M&Mを運営する大手菓子メーカーの「マース・リグレー」の販売社長兼チーフ・ハロウィン・オフィサーであるティム・ルベル氏は、「ハロウィン・シーズンは拡大しており、このイベントにかける消費者の熱意も高く、より早い時期から、より頻繁に買い物をする傾向が広がっている」と述べている。
M&Mは最近、ハロウィンを祝うアメリカ住民の半数近くが、トリック・オア・トリート用のキャンディが足りなくなるのではないかと心配していることを発見した。一方、配ろうと用意していたキャンディの少なくとも一部を食べてしまったという人が89%もいる。しかも、食べたのはなんと、ハロウィンの前日だという。また、トリック・オア・トリートに訪れる子どもの人数が想定より多い場合もある。
この発見を受け、M&Mは、「GoPuff」社とともに、初の「M&Mハロウィン・レスキュー・スクワッド」を創設することになった。ハロウィンのトリック・オア・トリートで、手持ちのお菓子をすべて配り終えてしまった人は、このスクワッドに助けを求めることができる。
ルベル氏は、「ハロウィンの権威として、私たちは何年も前からこのシーズンの計画を立て、買い物客のニーズを満たすようにしている。史上初のM&Mハロウィン・レスキュー・スクワッドから新商品のイノベーションに至るまで、このシーズン、より多くの日常の幸せの瞬間をインスパイアするために全力を尽くしている」と語った。
M&Mハロウィン・レスキュー・スクワッドは、ハロウィン当日の31日(火)午後3時以降(東部標準時間)から稼働する。トリック・オア・トリートのお菓子がなくなったとウェブサイト経由で連絡をすれば、GoPuffの協力のもと、30分から1時間以内に追加のM&Mチョコレートを無料で届けてくれる。
M&Mハロウィン・レスキュー・スクワッドのウェブサイトはこちら。
https://mmshalloweenrescuesquad.com/
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.26)