ワイキキの端にある貝殻の形をした象徴的な屋外会場「ワイキキ・シェル」は、70年近くにわたってフラ・フェスティバルや音楽コンサートなどが行われてきたが、今後大規模な改修が行われる見込みであるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ホノルル市議会のゾーニング委員会は、先週、決議238号に基づき、この改修工事に向けた特別管理区域使用許可を一次承認した。市議会は来月、このプロジェクトの許可を審査する予定となっている。
18日(水)の会議で語られた内容によると、シェルの入り口にある高さ約20フィート(6メートル)、幅約30フィート(9メートル)の既存の金属フレームの看板は廃棄される。また、20×20フィートの売店も撤去され、同規模サイズの新しいオープンエアの売店が建設される可能性があるという。
また、現在8611席だが、固定席を芝生エリアまで拡大し、2000席が追加される計画となっている。既存の15×15フィート(4.5×4.5メートル)のサウンドバンカーは取り壊され、シェルの後方にあるコンクリートの歩道に防音壁が設置される予定となっている。
なお、市が計画しているワイキキ・シェルの改修工事は、まだ議会の決議238号の可決待ちであり、現時点では開始時期やプロジェクトの詳細も決定されていない段階だという。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.27)