【世界のこぼれ話】リモートワークならうちの街に来ませんか? 7,000ドル差し上げます
インディアナ州グリーンズバーグ市では、市に移住してくれる人を求めている。
州都インディアナポリスから南東50マイル(およそ80キロ)に位置する地方都市グリーンズバーグ市は、「ツリー・シティー」という呼ばれるほど緑豊かなところだ。
新型コロナウィルス感染が拡大して、アメリカの大都市に勤務する人々がリモートワークとなり、自宅で家族と過ごす時間が増えた。
会社での高給職をリモートでこなしながら、生活費や犯罪率が低く、子供のための良い学校制度が整っている郊外の街に移住しようとする人々も増加している。
これに目をつけた市当局は、オンライン求職サイトMakeMeMove.com と協力して移住するリモートワーカーを求めているとフォックス・ニュースが伝えている。
応募資格は18歳以上でリモートで勤務する人もしくは自営業の人だ。
一定期間(6カ月から12カ月)以上同市に居住することが求められる。
市の経済開発プログラムでは高収入のリモートワーカーを惹きつけるため移住の特典として、5,000ドルの引越し費用と2,000ドルの現金を用意しているという。
また、地元の共同オフィススペースとYMCAの1年間の料金やファーマーズ・マーケットのギフトカード、観光チケットなどもついてくる。
さらに家族で移住する人には地元の非営利団体のベビーシッターも無料で利用できるという。
このプログラムへの応募はこちらから。
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写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.10.27)