【ハワイニュース】イゲ知事 子供に対するコロナワクチン接種 11月8日から開始を検討
デービッド・イゲ知事は10月25日に行われたホノルル・スター・アドバタイザーとのインタビューで、連邦政府の承認が下りれば、5歳から11歳の子供を対象とするコロナワクチン接種を11月8日から開始することを検討していると述べた。
ハワイ州の子供たちの3分の1の数にあたる4万回分のワクチンがハワイへ送られることになっているという。
州当局は子供向けのワクチン接種会場を州内に150カ所以上設置することを計画しており、100以上の学校での接種の可能性も検討している。
子供に対するワクチン接種には、必ず保護者による書面でも承認が必要だ。
イゲ知事は「以前学校でインフルエンザの予防接種を行った時と同様です。保護者による書面での同意書がない限り、子供たちがワクチン接種を受けることはありません」と述べている。
ファイザー社製の子供用ワクチンは、11月2、3、4日には連邦政府により承認されると見られている。
「私たちは連邦政府による承認が来週前半に下りれば、8日にも子供に対するワクチン・クリニックを設置するつもりで計画を進めています。ハワイ州内のできる限り多くの場所で接種が行われるようにしたいと思います。子供に対するワクチンは大きな転換となると信じています。子供たちを守る機会です。子供たちができるだけ早く接種を受けられるように私たちは準備をしていきます」
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.10.26)
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