パール・ハーバー・ヒッカム統合基地は21日、複数の地点で採取された水のサンプル分析で、人体への悪影響がないことを確認したことを発表した。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、水の分析は第三者機関で実施され、結果はハワイ州保健局に送られた。
オアフ島内の住民約9万3千人に水を供給する海軍基地の水道システムでは、水道管が破損した14日から、使用前の煮沸勧告が発効されていた。破損の範囲は90センチ以上に及び、人体に悪影響を及ぼす雑菌の混入が懸念されていた。
水道システムが復旧したことから、当局は現在、システム内の住民に対し、蛇口を5分間開けっ放しにしてから水を使用するよう呼びかけている。
同統合基地司令官のマーク・ソハニー大尉はニュースリリースで、「分析の結果、海軍基地の水道システムの水は、使用前に沸騰させる必要がなくなったことが分かりました。水道システムが正常に戻るまでの期間、住民の皆さまにはご迷惑をおかけしました。ご理解いただきありがとうございました」と述べた。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.25)