ホノルルマラソン中止決定
12月13日に予定されていた第48回ホノルルマラソンは正式に中止が決定したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
主催者代表のジム・バラハル氏によると「安全で社会的距離を保ちながら今年のホノルルマラソンを開催する方法を模索してきたが、関係各所と協議した結果、開催を見送ることが適切で最も安全だという結論に達した」という。
毎年12月に行なわれているホノルルマラソンは、ハワイ州にとって最も大きなイベントの一つで、世界でも最大級のマラソンイベントだ。
3万人以上が参加をして、その内半数が日本からエントリーしている。
中止は予想されていたとはいえ、ハワイ経済に対する大きな打撃となる。
日本からマラソンに参加する走者の大半は誰かと同行してハワイに到着しているため、もし1万人の日本人走者が参加するのであれば2万人以上が日本からハワイに来るということになり、その経済効果は大きい。
ホノルルマラソンが行なわれることによるハワイへの経済効果は1300万ドルと言われる。
主催者は代替として2021年前半期に開催を計画していが詳細は未定だ。
すでに参加費を支払った人に対して参加費用の返却はされないが、バーチャルでのマラソンイベントに参加するか、次のホノルルマラソンへの参加が可能だ。
(日刊サン 2020.10.23)
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