ハワイ島も州内移動再開へ
新型コロナウィルス感染が拡大していたハワイ島では、10月15日から州外からの訪問者に対する事前検査プログラムが開始された後も、州内の島間移動者に対して14日間の自己検疫を義務付けていた。
しかし10月20日にハリー・キム市長が署名をして、21日からはマウイ島やカウアイ島と同様に、事前検査で陰性結果となっていれば自己検疫の必要は無くなったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ただし、到着時に抗体テストを受ける必要があるが、費用は市が負担し、結果は空港で15分ほどで出るという。
州外からの訪問者に対しても事前検査の陰性結果とともに到着後の抗体検査を必須としているが、州外からの訪問者に対しての抗体検査は空港ではなく別の場所に移動して行なうこととし、その期間中は自己検疫が求められる。
州外からの訪問者に対して空港での抗体テストを行わなくしたことで空港での混乱を緩和し、州内移動者に対する空港での抗体テストを可能とした。
カウアイ島では事前検査で陰性であれば自己検疫を免除し、到着から3日後に任意での検査プログラムを実施しており、マウイ島も同様だ。
これで、ハワイ州内で隣島への移動は自己検疫なしで可能となった。
事前検査を受けられる機関はこちらから。
(日刊サン 2020.10.22)
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