イゲ知事のコロナ対応の評価は?
新型コロナウィルス感染が拡大を始めてから、州保健局の迷走、失業保険の支払いの大幅な遅れ、刑務所内での感染拡大など様々な問題が起こった。
ホノルル・スター・アドバタイザーがデービッド・イゲ知事の新型コロナに対する対応についての世論調査を行なった結果を伝えている。
発表された調査の結果は、イゲ知事を評価すると答えたのはおよそ30%に対し、評価しないと答えた人が57%、わからないと答えた人が13%だった。
「何もしない人をどうやって評価するんだ?彼は何の責任も取っていない」と厳しい意見が寄せられている。
特に、新型コロナウィルスに対する対策を行なってきた州保健局で、アンダーソン局長がコロナ渦中で退職し、初期対応に大きな失敗したと言われるハワイ州疫病担当のサラ・パーク博士が有給休暇を続けている状況、及び、失業保険の給付が数カ月も遅れたことに対する不満が大きい。
一方、州外からの訪問者に対する事前検査プログラムの開始によって観光業が再開したことに対しては評価するとの声が高い。
世論調査では55%の人がイゲ知事の観光再開に対して評価するとしており、34%が評価しない、11%がわからないとしている。
この世論調査は10月12日から14日にかけてオアフ島に住む625人の有権者を対象に行われた。
(日刊サン 2020.10.21)
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