ジョージア州のとある男性は、140万ドル(約2億円)のスピード違反切符を切られ、動揺したが、市当局によるとこの金額はダミーで、実際の罰金額ではなかったとAP通信が伝えている。
コナー・ケイト氏は、ジョージア州サバンナのWSAV-TVに、9月に時速55マイル(時速89キロ)の区間で時速90マイル(時速145キロ)で走行したとして車を止められ、140万ドルの違反切符を受け取ったと語った。
彼はその数字がタイプミスだと思って裁判所に電話したが、支払うか12月に出廷するかのどちらかだと言われたという。
サバンナ当局によると、制限速度を35マイル(時速56キロ)以上超過して運転し摘発された者は裁判所に出頭しなければならず、そこで裁判官が実際の罰金を決定するという。
サバンナ市政府のスポークスマンであるジョシュア・ピーコック氏によると、ケイト氏が受け取った罰金額は、地元の記録裁判所で使用されている「e-citation」ソフトウェアによって自動的に生成された「ダミー金額」を反映したものだという。実際の罰金は、州が定めた費用に加えて1000ドルを超えることはない。
「我々は人々を裁判所に来させるための脅しとしてこのダミー金額を発行しているのではない。現在、混乱を避けるために裁判所がダミーの文言を調整中だ」とピーコック氏は語った。
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.17)