労働統計局(the Bureau of Labor Statistics)が発表した最新のデータによると、ホノルルの住宅費が2021年以来6%上昇した。全米でも生活費が高いことで知られるホノルルの住民は、さらに頭を悩ませている。
マキキ在住のニール・ソルバッハさんは、KHON2のインタビューに対し、「1ベッドルームのアパートに約1,600ドル(約24万円)の家賃を払っている。家賃は2020年始めから据え置きされているが、家主が賃上げを検討している。『もうどうにでもしてくれ』という気分だ」と話した。
マウイ島でも住宅費の高騰が続いている。地元不動産業者「パリカイ・レンタルズ」によると、マウイ島のワンルーム、1ベッドルームの家賃の平均額は、今年1月は約1,878ドルだったが、8カ月後の9月には約1,935ドル(約29万円)に上昇した。同じ時間枠で、2ベッドルームは2,277ドルから 2,355ドル(約35万円)に上昇した。
マウイ郡とオアフ島では、パンデミック以降の緊急支援プログラムの一環として、賃貸住宅費・光熱費援助プログラムを継続して実施している。当局によると、オアフ島では何千件もの申請があるため、今すぐに支援を受けることは難しいという。
早急に支援が必要な場合、ハワイ・カトリック慈善団体に助けを求めることも可能。詳細はhttps://www.catholiccharitieshawaii.org/rental-assistance/までアクセスを。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.17)