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【世界のこぼれ話】フレディー・マーキュリーのロールスロイス ウクライナ支援活動のためオークションへ

イギリスのロック・バンド「クィーン」のボーカル、フレディー・マーキュリーの伝記的映画「ボヘミアン・ラプソディ」の中で、彼がライブ・エイド・コンサートにシルバーのロールスロイスの後部座席に座って登場するシーンがある。

これはフレディー・マーキュリーが実際に行ったことであり、1979年から死亡した1991年までの間、1974年型ロールスロイスを所有していた。

クィーンの「俺の車に惚れてる(I am in love with my car)」を作詞作曲したのはドラム担当のロジャー・テイラーだが、フレディー自身もカーマニアだった。

フレディーは運転免許証を取得したことはなかったが、ダイムラー、リンカーン・タウン・カーやロールスロイスを所有しており、ロンドン市内の移動の際には主にロールスロイスを使用していたという。

フレディーの死後、彼の妹がロールスロイスを譲り受けたが2013年に74,600英国ポンド(およそ1,250万円)で売却した。

この時購入したのはウクライナ人の富豪アンドリー・ダリルコ氏だ。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからもダリルコ氏は国内にとどまり、国民の支援活動をしていることで知られている。

そして今回、ウクライナの被害者救済のためにこのロールスロイスがオークションで売りに出されることになったとフォックス・ニュースが伝えている。

収益金は全てウクライナ支援団体に寄付されるという。

オークションは、ロンドンのサザビーで115日に行われることになっている。

写真:Steve Mann / Shutterstock.com

(日刊サン 2022.10.12)

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