運転免許の路上テスト場所が移転
ディリンハムにある、ホノルルで一番大きな運転免許試験場であるカパラマ・ハレでの業務のうち、路上テストの会場がマキキに移転することになったとKITVが伝えている。
新しい場所はピイコイ・ストリート833番地にあるシェリダン・コミュニティ・パーク内で、10月12日から業務が再開される。
移転するのは路上テストのみで、運転免許のための筆記テスト、州発行の身分証明書、運転免許証の再発行などその他の業務は引き続きディリンハムにあるカパラマ運転免許場で行なわれるので、注意が必要だ。
ホノルル市のカスタマーサービス局長であるシェリ・カジワラ氏によると、ディリンハム地区は現在行なわれている工事のために、昨年から路上テストの代替場所を探していたという。
ディリンハム周辺は工事のために、路上に鉄板が置かれたり、標識が毎週のように変わっていたために、路上テストとしての安全性や快適性に問題があり、路上テスト1回にかかる時間も渋滞のために長くなっていた。
特に新型コロナウィルスの感染対策としての在宅命令が出されていたため、2,250件の路上テストの予約がキャンセルされて再予約が必要な状況だ。
現在職員が、すでに再予約をしている人々に新しい路上テスト会場の場所を電話で伝えている。
新しい路上テスト会場となるシェリダン・コミュニティ・パークには駐車場がないため、月曜から土曜の午前7時から午後5時まで、周囲の道路を路上テスト受験者専用とし、一般の人々は駐車できないようになっている。
路上テストを受けるには、マスク着用、体温検査、健康状態に関する質問に答えなくてはいけない。
また、テスト中に車のエアコンを切って、窓を開けることになっている。
(日刊サン 2020.10.12)
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