8日(日)にドール・ストリートで起きた走行中の車からの発砲事件は、TikTokチャレンジに触発されたものであると見られており、ホノルル警察(HPD)とハワイ大学(UH)マノア校では厳戒態勢を敷いているとKHON2が報じている。
TikTokチャレンジとは、ソーシャルメディアTikTokで流行っている「挑戦」を行い、その動画を投稿するというもの。
今回の事件に関連するチャレンジは、エアソフトタイプの銃からプラスチック製のペレットを発射し、無防備な個人を攻撃するというもので、全国的に法執行機関の注目を集めている。
スマート・トレーニング・ハワイ(SMARTrainingHI)のマスタートレーナーであるレイモンド・クレイグ氏は、「圧縮空気を使い、通常は小さなプラスチックのペレットである弾丸を発射するが、かなりの速度で発射されるので、当たると本当に痛い」と語る。
致命傷には至らなかったものの、撃たれた2人の学生は腕と足に軽傷を負い、手当てを受けなければならなかった。
UHマノア校は、これを非常に深刻に受け止めており、極度に危険な活動であるとみなしている。
クレイグ氏は、「これは実弾ではないが、そう間違われる可能性はある。たまたま警官が近くにいたり、通報されて呼び止められたり、警官にこれを向けたりしたら、大変なことになる」と説明する。
容疑者はまだ特定されていない。目撃者は暗い色のSUVが現場から逃げるのを見たが、それ以外のことはよく覚えていないという。
この事件に関する情報をお持ちの方は、UHマノア公共安全局(DPS)電話808-956-6911、またはHPD(電話911)まで連絡を。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.11)