ハワイの人気ローカルダイナー「ジッピーズ」は、10日(火)、ラスベガスに初の州外店舗をオープンしたが、奇しくも同じ日に、ハワイ・パシフィック大学(HPU)も、ラスベガスに新キャンパスを開設することを発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
ジッピーズは10日(火)、ラスベガス・ストリップの南端から南西へ約7マイル(約11キロ)の7095 バドゥラ・アベニューにできた23店舗目のグランドオープンを行った。セレモニーでは、伝統的なハワイアン・ブレッシングやマイレ・レイのテープカット、ハワイアン・チャント、フラが披露された。
一方、HPUは10日(火)、ハワイ諸島以外では初となるキャンパスを、6175 W. サンセット・ロードに8月に開講すると発表した。HPUの新校舎は、ジッピーズからおよそ2.4キロの場所にある。
ラスベガスは、ハワイ住民の旅行先として人気があるだけでなく、ハワイからの移住者も多い。数多くのハワイの企業が進出しており、強い結びつきがあることから、ラスベガスは「9番目の島」とも呼ばれている。
HPUのシニア・バイス・プレジデントであり学園長のジェニファー・ウォルシュ氏は、私立の非営利大学が初の州外進出のためにラスベガスを選んだ理由について、ホノルル・スター・アドバタイザー紙の質問に対し、電子メールにて、「ホノルルを拠点とするプログラムとラスベガスの新しいプログラムの間には、文化的な強いつながりがあると期待している」と述べた。
ラスベガスにある1万2000平方フィートの敷地では、作業療法と理学療法の博士課程を提供する予定で、関係者は400人の学生を収容できるように徐々に増強していくことを期待している。
HPUのリリースによると、各博士課程は24カ月で修了可能で、「ハイブリッド形式で提供されるため、学生は全米どこに住んでいても、HPUラスベガス校で行われるラボに参加が可能である」という。
HPUプログラムの詳細と申し込みはこちら。
https://www.hpu.edu/admissions/apply/index.html
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