来年の春から、マウイ島南部にあるウルア・ビーチ・パークとカマオレ・ビーチ・パークの駐車場は、観光客のみ有料になるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ハワイ州の運転免許証を所持し、「マウイ島住民プログラム」に登録している人は、引き続き無料で利用できる。
さらに、午前7時から10時までの3時間は、駐車場の使用をマウイ島住民に限定するという。
これはマウイ島で新しく施行される「パーク・マウイ・プログラム」の一環で、
今後、ラハイナやワイルクの街なかの駐車も、観光客は有料となる見通しだ。
マウイ島住民がこれらの路上に駐車する場合は、1〜2時間の無料措置、あるいは割引料金が設定される予定だ。
マウイのビーチアクセス提唱者のカイ・ニシキ氏は、「観光客に駐車場料金を課すのはアロハの精神ではないと、抵抗を感じる人もいる。しかし、世界中どこであっても、駐車に料金がかかるのは珍しいことではない」
現在「パーク・マウイ・プログラム」で検討中の駐車料金は、繁忙期などのシーズンによって10〜30ドルと変動することになっている。
マウイ島運輸局が徴収し、島内の街灯や標識、道路整備などに使われる予定だ。
プログラムは、2023年春もしくは夏に施行される予定だ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.11)