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【ハワイニュース】一部の規制緩和を発表 オアフ島

一部の規制緩和を発表 オアフ島

今月8日、デービッド・イゲ知事とリック・ブランジャルディ市長がともに会見し、一部の規制緩和について発表したとホノルル ・スター・アドバタイザーが伝えている。

ワクチン接種カードや陰性証明の提示、社会的距離や屋内でのマスク着用などの一般的なルールに対する変更はない。

金曜の発表後すぐにバーの営業時間延長は実施され、アルコール提供時間は午後10時から深夜12時までとなった。

特に注目が集まっていたのは、ハワイ大学アメリカンフットボール試合に観客観戦が許可されるかどうかの問題だったが、23日に行われるニューメキシコ大学との試合には選手の親族友人1,000人が観戦できることになった。

水以外の飲食は禁止され、12歳未満の子供たちの入場も禁止だ。

ブランジャルディ市長は、23日の試合を観戦する1,000人の両チームの親族や友人たちに対して入場料を無料にすると発表した。

それ以降に行われる2試合について、12歳未満の子供たちの入場を許可するかどうかは検討中とされており、1,000席分の入場チケットを一般に販売することになるとしている。

ブランジャルディ市長は「今回の規制緩和で新型コロナウィルス感染がどのような変化を示すのかを非常に注意深く見守っていく」としている。

イゲ知事は「この規制緩和は『もう大丈夫だ』ということではありません。パンデミックはまだ終わったわけではないのです。我々のコミュニティーでは多くの人々、親族、友人、同僚がまだ感染して苦しみ、入院して、死亡している人もいます」と述べている。

オアフ島の規制緩和を受け、知事はマウイ島とカウアイ島での規制緩和を検討しており、ハワイ島においてもミッチ・ロス市長と緩和内容を検討しているという。

今回の規制緩和の内容は以下のとおり。

  • 1013日(水曜日)から、屋外における着席エンターテイメントイベント(屋外コンサートやスポーツイベントなど)について、1,000人を上限として収容人数の50%の入場が許可される。ワクチン接種カードや陰性証明の提示など、「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムのルールを適用する。水以外の飲食は許可されない。
  • 1013日(水曜日)から、屋内のおける着席エンターテイメントイベント(屋内コンサートやスポーツイベントなど)については、500人を上限として収容人数の50%の入場が許可される。ワクチン接種カードや陰性証明の提示など、「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムのルールを適用する。水以外の飲食は許可されない。
  • 1020日(水曜日)から、屋外における「インタラクティブ・イベント」(ウェディングや葬式など)について、参加者とスタッフ合わせて150人を上限として収容人数の50%が許可される。参加者とスタッフはワクチン接種を完了していなければならない。飲食は許可され、全員がマスク着用して他の参加者たちとの接触も許される。「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムのルールを適用する。
  • 1013日(水曜日)からゴルフ・トーナメントの開催が許可されるが、参加やはワクチン接種完了した人のみ。トーナメント終了後の飲食については、「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムのルールを適用する。
  • 1013日(水曜日)からロードレースやトライアスロンなどもについて、500人を上限として許可される。参加者は全員ワクチン接種を完了していなければならない。また、スタート時の混雑を避けるために、25人を上限としてグループ別にスタートすることになる。
  • その他の社会的集まりについては今まで同様に屋内では10人まで、屋外では25人までとなっている。

写真:Shutterstock

(日刊サン 2021.10.11)

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