州保健局(DOH)は、山火事で被災したマウイ島住民のニーズを調査するために、9日(月)から11日(水)の間に、被災者の中から無作為に選んで電話をかけることを発表したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
DOHによると、この電話では、地域社会が現在も優先している事項や、医療やその他の必要なサービスを受けるための障壁について調査するという。この調査は10分もかからず、また、完全に任意となっている。
電話では、イロカノ語、タガログ語、マーシャル語、スペイン語、ハワイ語でアンケートの回答をサポートする。また、DOHの職員は、その他の言語で調査を完了するための通訳を利用することもできる。
選ばれた世帯は、リソースの必要性、医療・行動衛生支援サービスへのアクセス、現在の身体的および精神的な健康状態、必要なサービスの申請や受給に際して経験した障害について質問される。
州疫学者のサラ・ケンブル博士は、「保健局と私たちのパートナーによる努力は、マウイ島のコミュニティによって特定されたニーズに沿って推進されることが重要であり、このアセスメントは、既存のギャップとケアへの障壁をよりよく理解するのに役立つ」と述べた。
今回の調査で収集された情報は、マウイ島住民の緊急・中期的なニーズを満たすために、州と連邦政府のリソースを活用する際に役立てるほか、参加世帯が必要としながらも、これまで利用できなかった追加サービスを提供するために使われる。なお、関係者は、すべての調査回答は秘匿とされ、個人を特定できる情報は収集されないことを保証している。
詳細と追加情報はこちら。
https://health.hawaii.gov/mauiwildfires/
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