第43回ハワイ国際映画祭(HIFF)が、12日(木)から10日間、オアフ島で開催される。注目作品の上映のほか、関係者とのミート&グリートやパネルディスカッション、映画製作者向けのワークショップ、新星やベテランの祝賀会も行われる。
ホノルル・スター・アドバタイザーによると、今年のHIFFでは、長編から短編、アクション、ドラマ、ドキュメンタリーまで、合計186作品が上映される。アメリカ、日本、フランスをはじめ30カ国以上から作品が集められているが、HIFFは常にアジア映画を主要なテーマとしており、今年も中国、台湾、香港、日本、東南アジアの作品を上映する。
全上映作品中、長編映画6本を含む12本以上の作品が、ハワイの映画監督たちによって制作されたものだ。そのうちのひとつ、ハワイ島を拠点とする5人のクプナについてのドキュメンタリー「ホームタウン・レジェンド」は、13日(金)の午後8時からコンソリデーテッド・シアターズ・カハラで上映予定となっている。また、BL(ボーイズラブ)をテーマにした「マイ・パートナー」は16日(月)午後5時45分からカハラシアターで上映される。
開催は12日(木)から22日(日)まで、ほとんどの作品上映はコンソリデーテッド・シアターズ・カハラまたはコンソリデーテッド・シアターズ・ワードで行われる。チケット料金は、上映12時間前までは12ドルから14ドル、それ以降は15ドル。作品や上映スケジュールの詳細は、HIFFのウェブサイトで確認できる。
映画だけでなく、HIFFのパネルやイベントにも参加できるフェスティバル・パスは100ドルから900ドルで販売されている。100ドルのインダストリー・パスは、映画祭入場券10枚、HIFFメンバーシップ1年分、カハラ・シアターでの月替わり映画鑑賞が無料になる。
なお、映画祭は、オアフ島での終了後の26日(木)から29日(日)にマウイ島とカウアイ島、30日(月)から11月1日(水)にラナイ島、11月2日(木)から5日(日)にハワイ島で開催される。
HIFFのウェブサイトはこちら。
https://hiff.org/
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