ハナウマベイ入場料値上げ決定
ホノルル市議会は10月7日の市議会でハナウマベイの入場料と駐車場料金を大きく値上げする法案を可決したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
この値上げは州外居住者に限られる。
これにより、13歳以上の州外居住者の入場料は現在の7.5ドルから12ドルへと値上げされ、駐車場料金も現在の1ドルから3ドルへ値上げされる。
ハワイ州住民と13歳未満の州外居住者は無料のままで、ハワイ州住民の駐車場料金も1ドルのまま据え置きだ。
この値上げによってハナウマベイの収益は、一年で1230万ドルになると見込まれており、ハナウマベイの自然保護のために使われる。
新型コロナウィルスのためにハナウマベイは今年3月から閉鎖されており、海水の透明度が飛躍的に増加している。
そのため研究者たちは、ハナウマベイをもっと回復させるためにはもっと努力がが必要だとしている。
自然保護団体も今回の決議に対して賛成を表明している。
今回の可決票を入れたトミー・ウォルター議員は次のように述べている。
「ディズニーランドやスキーに行くとなれば、たくさんのお金がかかる。一日遊べるハナウマベイの入場料が12ドルなんて、まだまだ安い」
ウォルター議員は、ハナウマベイでのオンラインの入場予約システムを提案しており、これもまた可決されている。
(日刊サン 2020.10.09)
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