ホノルル警察にサイバー攻撃
5月にホノルルで行なわれたブラックライブズマターの抗議活動デモの最中に弾薬を不法に所持していたことで逮捕されていた男性が、今度はホノルル警察のコンピューターにサイバー攻撃をしていた罪で逮捕されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ワイキキに住むクリスチャン・グレイドー29歳は、一般市民が在宅命令違反を通報するためにホノルル警察が設置したメールアドレスに対して、数千件のメールを送ったという。
ホノルル警察の元サイバー犯罪捜査官のクリス・デュケ氏によると、このタイプの攻撃はメール爆弾のようなもので、データが大量に送りつけらると、まるでパイプが詰まるように、コンピュターシステムが処理しきれなくなってしまい機能不全となるという。
逮捕状によると、グレイドーは8月9日から10日にかけてコンピュタープログラムを使って30秒ごとに1つのメールを20時間続けて送り、合計2,292件のメールを送った。
サイバー犯罪捜査官が送られてきたメール元の追跡して、アラワイに住むグレイドーの自宅を突き止めて今回の逮捕となった。
家宅捜査で不法薬物や弾薬も発見されたという。
(日刊サン 2020.10.07)
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