コオリナ駐車場は閉鎖のまま
ハワイではビーチは公共のものなので、誰もがビーチへ行くことができる。
新型コロナ感染で市長命令によってビーチが閉鎖されていたが、今は命令が解除されてオープンしている。
ところが、市民団体フリーアクセス連合のジョン・ショクリー氏によると、コオリナリゾートはコロナ感染を言い訳にしてビーチへの一般のアクセスを制限しようとしているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
「民間企業が、公共ビーチへ一般市民が行くことを止めようとしている。そんなことは間違っているし、許されない。私たちにはビーチへ行く権利があると声を上げるべきだ」
コオリナビーチは他のビーチと同様に9月に再開しているが、コオリナリゾートの公共駐車場は閉鎖したままだ。
そのため、家族や友人に送ってもらうか、リゾートの外に車を止めて1マイル以上歩くかしなければならない。
コオリナリゾート側は、ビーチへのアクセスを制限しているわけではないと反論している。
「コオリナリゾートはまだ閉鎖していて、安全にオープンするためにまだ時間が必要だ。ビーチや駐車場をきれいに維持するためには経費がかかる。安全を守る対策を確立したら公共駐車場をオープンする予定だ」
コオリナリゾートは一般公共駐車場を提供するという条件でホノルル市から営業許可を受けている。
ショクリー氏は「ホテルが営業しているかどうかという問題にかかわらず、ビーチがオープンしている限り駐車場もオープンすべきだ」と述べた。
(日刊サン 2020.10.06)
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