この寄付イベント「オーバー・ザ・エッジ」は、「スペシャル・オリンピックス・ハワイ」が毎年行っている募金活動で、知的障害を持つ地元のアスリートたちにスポーツ健康教育やリーダーシップ・プログラムを提供するための資金集めに役立っているという。スペシャル・オリンピックス・ハワイの開発マネージャーであるガリカ・ヴェネガス氏は、「今年も100人近くの参加者が、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパの脇から400フィート(約122メートル)下ることで、スペシャル・オリンピックス・ハワイへの支援を表明すると見られている」と語った。
参加者は、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパの高層タワーの最上階に降り立ち、ハーネスを装着し、ロープをたよりにビルの縁からゆっくりと下っていく。
ヴェネガス氏は、「非常にエキサイティングな気分だ。もちろん最初は少し圧倒されるかもしれないが、一日を通して多くの困難に直面しているアスリートたちのために何かをするというアイデアで、このようなことができるのは素晴らしいことだ」と語った。
この募金活動は今年で14回目を迎える。主催団体は、年間を通してトレーニングに励むアスリートたちをサポートするために、18万ドル以上の寄付金を集めることを望んでいる。
ヴェネガス氏は、「6月の夏の大会、アウカケ・クラシック、11月のホリデー・クラシックと、1年を通して3つの大きな大会があり、その間に小さな地域の大会があるので、選手たちは年間を通して競技を続けている」と説明した。
オーバー・ザ・エッジへの参加は、スペシャル・オリンピックス・ハワイのウェブサイトから受け付けている。また、同サイトでは、高いところが苦手な人でも地上からできる支援活動についても紹介している。
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