ハワイ食用養殖業 パンデミックで打撃

ハワイ州における養殖業は2020年に売り上げが前年比で15%も減少したことが政府の報告書で明らかになったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
新型コロナウィルス感染拡大が主な原因だという。
米国農務省の全国調査の結果では、ハワイにおける養殖業は2019年に7,850万ドルの売り上げがあったが、2020年には6,640万ドルまで落ち込んだ。
報告書によると養殖業の中でもパンデミックで大きな打撃を受けた分野とそうでない分野とがあり、影響を受けなかった分野としては藻類養殖が挙げられている。
藻類養殖とは主に栄養補助食品の材料として微細藻類を養殖している分野だが、パンデミックの前と後で売り上げは変わらず3,270万ドルとなっている。
また、エンジェルフィッシュなどの観賞用海洋生物の養殖の売上高は2019年260万ドルから2020年360万ドルに大きく増加している。
一方、食用の魚と甲殻類の養殖はパンデミックで大きな打撃を受けており、2019年4320万ドルから2020年3,010万ドルとおよそ30%の減収となった。
ハワイで行われている食用養殖は、エビ、牡蠣、アサリ、モイ、ティラピア、カンパチ、鯉などだ。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.10.04)
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