今年はアメリカ中で共和党と民主党が戦う選挙の年だが、ノースキャロライナ州では、選挙に立候補している候補者が別の問題で話題になっているとフォックスニュースが伝えている。

アメリカ上院議員に民主党から立候補しているカニンガム氏は、自身のツイッターで小さな家庭用ガスグリルの隣でエプソン姿の自身の写真とともに「BBQより良いものは無い。もちろん上院議席は別だけど」とつぶやいた。

エプロンには、「ノースキャロライナBBQ大使」と書かれている。

BBQが地元文化に根付いている地域では、これが炎上が炎上の元となった。

「キャロライナのBBQと言ったら、豚一頭丸焼きだ。お前のはグリルだよ。BBQじゃ無い。全然違う」

「ガスグリル？俺の入れた不在者投票を取り返す時間あるかな？」

これをメディアでも取り上げ始め、騒ぎはさらに大きくなっていった。

政治記者までも「失礼ですが、そのグリルのなかに豚一頭隠れていないんだったら、写真の中にあるBBQはあなたのエプロンの文字だけですよ」とからかった。

対する現職の共和党上院議員のティリス氏は「誰かノースキャロライナBBQって言ったかい？」と地元の有名BBQレストランのテイクアウトを手に持った写真とともにツイートした。

カニンガム氏はインタビューで「私は生まれも育ちもノースキャロライナで、BBQとグリルの違いは分かっている。我々の文化でもあるBBQを私は愛している。あの写真は選挙資金集めのためのエプロンを売るための小道具だった」と謝ったという。

11月の選挙結果はどうなるのか楽しみだ。