アメリカ沿岸警備隊(USCG:The United States Coast Guard)は28日、ホノルル港で不法花火およそ270万ドル(約3億9千万円)分を押収したと発表した。
USCGと関連部署は、ホノルル港内の5カ所で83個の輸送コンテナの検査を行い、そのうち9個のコンテナが、荷物が適切に梱包されていない、もしくは、申告されていない危険物が含まれているという理由で差し押さえになったとKHON2が報じている。
USCGはまた、495人の輸送作業員の身分をチェックし、ホノルル港全体で放射能の探査と大量破壊兵器の捜索を行った。
その捜索で、重さおよそ6.1トン、市場価格約3億9千万円の不法花火が発見された。
押収された花火は梱包されて本土に送り返され、専門の処理施設で破棄処分となった。
ハワイには、食料品や日用品、その他多くの品物がアメリカ本土や国外から輸送されており、USCGや関連部署では、島内の安全と一定基準の維持のため、輸送コンテナの検査を定期的に行なっている。
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写真:Ppictures / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.29)