【世界のこぼれ話】インテリアの最新トレンド「おじいちゃん的な渋さ」 アメリカ
最近のインテリアは、シニア世代を取り込むスタイルが主流だが、高齢者にインスパイアされた新しいトレンドとして「グランパ・シック(おじいちゃん的な渋さ)」が注目されているとベスト・レビューズが伝えている。
アメリカのインテリア業界では、昨年からあちこちで「コースタル・グランマ(海岸沿いのおばあちゃん)」スタイルが流行していたが、それらはすっかり影を潜め、代わりにグランパ・シックなアイテムが次々と登場し、人気を集めている。
グランパ・シックは、最近のトレンドをより男性的にアレンジしたもので、温かみや落ち着いた心地良さ、歴史を感じさせるものとなっている。具体的には、バーガンディやオリーブグリーン、タバコブラウンといったリッチなトーンの色味に、ダークウッドやチェック柄のテキスタイル、レザーなどの伝統的でナチュラルな素材を組み合わせたもの等々、ヴィンテージ感があるのが特徴だ。
家のインテリアに加えやすいグランパ・シックなアイテムとして、ベスト・レビューズでは、チェック柄のクッションや、レザーランチョンマット、テラコッタマグ、大理石とミックスウッドを組み合わせたコースターなどを紹介している。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.28)