パーソナル・ファイナンスのウェブサイト「ウォレットハブ（WalletHub）」が発表した新しい調査によると、ハワイ州のパールシティは、全米の「女性にとって住みやすい都市」の10位であることがわかったとKHON2が伝えている。

ウォレットハブは、全米で最も人口の多い150の都市を含む182都市について、女性の生活の質を形成する可能性のある要素に基づいて比較。雇用の安定、貧困、社会的幸福、治安、自殺率、医療へのアクセスなどの指標を考慮して専門家が採点を行い、米国内のどの都市が女性が成長し、潜在能力を最大限に発揮するのに最も適しているか、ランキングを作成した。

1位に選出されたメリーランド州コロンビアは、生活費を考慮した場合の女性労働者の収入の中央価格が最も高かった。

今回のランキングを作成したアナリストらは、通常、男女の賃金格差は年齢とともに拡大するため、収入が見込める都市に住むことが、女性の将来の経済的成功につながる可能性があると指摘している。

トップ10のほとんどが西海岸と東海岸の都市だった。また、ワースト1位となったミシシッピ州ジャクソンは、女性の失業率が最も高い都市のひとつであることも判明している。

「女性にとって住みやすい都市」ベスト・ワースト10は下記のとおり。

ベスト

1. メリーランド州コロンビア
2. バーモント州サウスバーリントン
3. カリフォルニア州アーバイン
4. カリフォルニア州フリーモント
5. カリフォルニア州サンタクラリタ
6. ワシントン州シアトル
7. アリゾナ州ギルバート
8. カンザス州オーバーランドパーク
9. ニューヨーク州ヨンカーズ
10. ハワイ州パールシティ

ワースト

1. ミシシッピ州ジャクソン
2. ミシシッピ州ガルフポート
3. テキサス州ブラウンズビル
4. ウエストバージニア州ハンティントン
5. ルイジアナ州シュリーブポート
6. ジョージア州 オーガスタ
7. ウエストバージニア州チャールストン
8. テキサス州ラレード
9. アラバマ州モービル
10. ルイジアナ州ニューオーリンズ