今年のハロウィーンはどうなる?
ワクチン接種が進んでいる中、今年のハロウィーンはどうなるのかと思っている人々は多いだろう。
米国疾病予防管理センター(CDC)ディレクターのロシェル・ワレンスキー博士は、屋外で人数を制限をすれば少人数によるトリック・オア・トリートはできるだろうという見解を示したとフォックス・ニュースが伝えている。
今年トリック・オア・トリートをすることは子供にとって安全かどうかという問いに対し、ワレンスキー博士は「まず、屋外なら問題ないと思います。大人数のハロウィーン・パーティーに対しては賛成できませんが、少人数であれば大丈夫でしょう。子供たちが小さなグループに分かれて屋外でトリック・オア・トリートをすることは今年できると考えています」と述べている。
年齢制限によって12歳以下の子供たちはまだワクチン接種を受けることができないが、ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は9月26日(日曜日)に5歳から11歳までの子供たちを対象にしたワクチンに関して、食品医薬品局(FDA)に治験データを数日中に提出すると発表しており、同社の取締役員であるスコット・ゴトリーブ博士はハロウィーンまでには子供用ワクチン接種が可能になるかもしれないと述べている。
ブーラ氏は声明で子供たちに対するワクチン接種の公衆衛生上の必要性を強調している。
「今年7月以降、子供たちのコロナ感染数はアメリカ国内で240%も増加しています。治験結果は、5歳から11歳までの子供たちに対するワクチン接種の安全性について非常に強い基盤を示しており、我が社はFDAやその他の関係機関に承認を求めてすぐにも提出する予定です」
昨年、アメリカの37州で社会的集まりの人数制限のためにハロウィーンイベントが中止となり、CDCはトリック・オア・トリートや屋内でのコスチュームパーティーをやめるよう一般に呼びかけていた。
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写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.28)