新しい規制 困惑も
9月24日からカーク・コールドウェル市長によって新しい規制がしかれ、屋内屋外問わず5人までの活動が許可されているものの、バーやナイトクラブは引き続き営業を許可されないままだ。
レストランでの飲食は同居家族に限り許可されているため、同居していないカップルはレストランに行けないし、友人や同僚とのランチなども許されない。
親戚が集まってもレストランに行くことはできない。
コールドウェル市長は感染の拡大を防ぐためだとしているが、このレストラン規制は一人暮らしの人間は誰ともレストランに行くことができないのかと地元住民からの不満も多い。
レストラン側も、どうやって規制を守るか苦慮している。
感染経路追跡のために氏名、住所、電話番号を聞くことが義務付けられているが、免許証の提示を求めるわけにもいかず、同居家族だと言われればそれを信じるしかない状況だ。
「5人まで集まることができるのに、同居家族しかレストランに行けないのはおかしい」という声もある。
10月15日からは州外訪問者を対象とする事前検査プログラムが開始され、観光客がハワイにやってくることが期待されている。
観光客にプールやビーチでもマスク着用を求めるのか、レストランでの飲食を認めるのかなど、観光業からは疑問の声が上がっているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
(日刊サン 2020.9.28)
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