妻の死を乗り越えトライアスロンに挑戦
カリフォルニア州バーバンクに住むボーデンさんは昔スポーツ好きだった。
野球をしたり陸上競技をやっていたという。
しかし、結婚してからは仕事が忙しくてすっかりカウチ・ポテトになってしまったボーデンさんは、2019年8月に26年間連れ添った妻が亡くなった時に体重が280ポンド(およそ127キロ)になっていた。
「妻がいなくなってから、私は何をどうしたら良いのかわからなくなってしまいました」
その頃、同僚の1人が同じように困難な状況の中でもトライアスロンに挑戦しようとしていた。
ボーデンさんはその同僚に刺激を受けてジムに通い始め、毎日のエクササイズを開始した。
同僚もボーデンさんの新しい挑戦を応援し、健康的な食事をするようにとランチにサラダを作って持って来てあげたりしたという。
そして最初の1カ月で体重が20ポンド(およそ9キロ)減った。
そしてエクササイズを開始して8週間後の2020年2月には競技用自転車を買って、同僚とともに毎週3回15マイル(およそ24キロ)を走り始め、11月には初めて100マイル(およそ160キロ)を完走した。
その間も体重はどんどん減り続け、今では162ポンド(およそ73キロ)だという。
120ポンド近く(およそ54キロ)の減量に成功したのだ。
健康という目標を達成して精神的に強くなったボーデンさんは今度トライアスロンに挑戦することにしているとフォックス・ニュースが伝えている。
「健康的な食事とエクササイズなんて諦めていましたが、友人の励ましと協力で達成することができました。生きがいを与えてくれたのです。これからの人生をより良く生きていきたいと思っています」
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写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.27)